東京の家賃で札幌ならどんな家に住める?実際に比較してみた【2026年版】
「東京の家賃が高すぎて、毎月の支払いがしんどい…」
「もし札幌に移住したら、今と同じ家賃でどれくらい広い家に住めるんだろう?」
東京から札幌への移住を検討するとき、誰もが最初に驚くのが「家賃の圧倒的な安さ」です。東京では狭いワンルームに住むのがやっとの予算でも、札幌なら驚くほど条件の良い広々とした物件がターゲットに入ってきます。
結論から言うと、東京で家賃10万〜12万円の1Kに住んでいる方なら、札幌では「駅近・築浅の1LDK〜2LDK」を余裕で狙えます。つまり、現在の住居費水準を変えずに、住環境と生活の質を劇的にアップさせることが可能です。
この記事では、2026年最新のリアルな相場データをもとに、東京の家賃帯別に札幌ならどんな家(間取り・広さ・条件)に住めるのかを徹底比較します!

【一目でわかる】同じ「家賃12万円」での東京vs札幌の物件スペック比較
まずは、東京(23区内の標準的なエリア)と札幌(地下鉄沿線・市内中心部)で、同じ「家賃12万円」を出した場合に手に入る物件のリアルなスペック差を一覧表にまとめました。
| 比較項目 | 東京(23区内)のリアル | 札幌(市内中心部)のリアル | 格差とメリット |
|---|---|---|---|
| 間取り | 1K 〜 手狭なワンルーム | 2LDK 〜 広めの1LDK | 部屋数が1〜2部屋増える! |
| 専有面積(広さ) | 約25㎡(ベッドと机で満杯) | 約60㎡(リビング+2部屋) | 【圧倒的】広さは2倍以上! |
| 駅からの徒歩分数 | 徒歩10分 〜 15分 | 駅徒歩5分以内(駅チカ) | 通勤や冬の移動が劇的に楽に |
| 築年数 | 築15年 〜 20年以上(やや古い) | 築5年以内 〜 新築(築浅) | 設備が新しく、最新の床暖房等も |
| 収納スペース | クローゼット1つ(少なめ) | 大型クローゼット・物置(たっぷり) | 荷物の多いアウトドア派も安心 |
家賃帯別シミュレーション|東京の家賃で住める札幌のリアルな部屋
① 東京で「家賃8万円」の場合 ➡️ 札幌なら「駅近・築浅の広々1LDK」
東京の23区内で家賃8万円だと、駅から少し離れた築古のワンルームや、木造アパートが限界になりがちです。 しかし、札幌で8万円を出せば、人気の「中央区」や「北区」などの地下鉄駅から徒歩5分以内にある、設備充実の築浅1LDK(40㎡以上)に住むことができます。オートロックや宅配ボックス、システムキッチンなどが標準装備されている確率も跳ね上がります。
② 東京で「家賃12万円」の場合 ➡️ 札幌なら「中心部のハイグレード2LDK」
東京で12万円は一人暮らし向けの1Kサイズですが、札幌なら新婚カップルやファミリーでも快適に暮らせるラグジュアリーな2LDK(60㎡前後)がターゲットになります。LDK(リビングダイニングキッチン)が12畳以上あり、仕事部屋と寝室を完全に分けた「極上の在宅ワーク環境」を構築することも可能です。
👥 【移住者の本音】東京の感覚で広さを求めすぎた?「高級物件のバグ」

予算14万円で「東京のタワマン級」を期待したら、札幌の『高級賃貸』の基準に驚いた話
東京で家賃14万円だと普通の1LDKですが、札幌なら『分譲クラスの最上階ハイグレードマンション』に住めます。ただ、内見して気づいたのは、札幌で家賃14万円以上のレンジは、単に部屋が豪華になるというより『ロードヒーティング完備の自走式屋内駐車場』や『コンシェルジュ、完全な床暖房システム』など、冬の快適性を極限まで高める設備にコストが割かれているという点です。 内装の見た目のキラキラ感だけを求めて探すと、札幌の高級賃貸は意外と実用性重視な作りのものが多く、最初はギャップを感じました。しかし、実際に冬を迎えると『雪を一切気にしなくていい屋内駐車場』などの価値が身に染みてわかり、雪国における『高級』の意味が東京とは全く違うのだと納得しました。
札幌移住で選ぶべき「2つの家賃戦略」
東京の家賃をベースに札幌で家を探す場合、あなたのライフスタイルに合わせて以下の2つの戦略から選ぶのがおすすめです。
戦略A:家賃水準は変えずに「QOL(生活の質)を極限まで爆上げする」
東京時代の予算(10万〜12万円)をそのまま札幌の家賃に充てるパターンです。 前述の通り、駅チカ・築浅の広大な2LDKに住めるため、一気に暮らしがリッチになります。東京では絶対に不可能な「リビングに大型ソファを置く」「趣味専用の部屋を作る」といった夢がすべて叶います。
戦略B:家賃を東京の半分に下げて「可処分所得(貯金)を最大化する」
「広さはそこそこでいいから、とにかくお金を貯めたい」という場合は、札幌の家賃相場に合わせて5万〜6万円の1K・1LDKを狙いましょう。 住む場所を札幌の適正相場に下げるだけで、毎月5万〜6万円、年間で約60万円以上の固定費が自動的に浮くことになります。転職で額面年収が下がったとしても、手元に残るお金(可処分所得)が東京時代より増える魔法の理由がこれです。
※家賃を下げて自由に使えるお金を増やすロジックは、別記事の札幌移住は年収より「可処分所得」で考えようで詳しく解説しています。
【雪国初心者の鉄則】家賃の安さに釣られて忘れてはいけない防衛条件
札幌の物件をネットで探していると、3万〜4万円台の「広くておしゃれなアパート」がたくさん出てきて興奮するかもしれません。しかし、以下の条件を満たしていない物件に飛びつくと、冬に大後悔することになります。
- インフラは「都市ガス」または「灯油暖房」を選ぶこと
格安物件に多いプロパンガス(LPガス)仕様を選ぶと、冬の暖房費だけで毎月2万〜3万円が吹き飛び、せっかくの家賃メリットが帳消しになります。
※冬のリアルな光熱費事情は、別記事の札幌の冬の暖房費はいくらかかる?をチェックしてください。 - 必ず「地下鉄3沿線の駅チカ(徒歩5分以内)」のRC構造マンションにすること
JRやバス便の郊外に住むと、冬のドカ雪で交通が麻痺して通勤難民になります。大雪でも100%止まらない地下鉄駅の近くに住めば、マイカーを持たない「車なし・カーシェア生活」が完全に成立し、さらに固定費を削れます。
※車なし生活の検証や住みやすい区の選定は、別記事の札幌は車なしでも生活できる?や札幌移住で住みやすい区ランキングを参考にしてください。

❓ 東京と札幌の家賃・住居比較に関するよくある質問(FAQ)
- Q1. 東京の1K(約25平米)から、札幌の1LDK(約45平米)に引っ越す場合、東京で使っていた家具をそのまま持って行っても不自然になりませんか?
- A. 基本は問題ありませんが、「配置」の段階で嬉しい誤算(または大誤算)が生まれます。 東京の1Kではベッドとテレビ、デスクを同じ空間にギチギチに詰め込んでいたと思いますが、札幌の1LDKは「寝室(洋室)」と「リビング(LDK)」が完全に独立します。そのため、東京で使っていたローテーブルや小さめのソファだと、札幌の広いリビングに置いた瞬間に「ポツンと小さく見えてしまう」ことがあります。札幌へ移住する際は、家具を新調する楽しさをあらかじめ予算に組み込んでおくのがおすすめです。
- Q2. 札幌の家賃が安い物件で「インターネット無料(Wi-Fi完備)」と書かれている場合、東京と同じように在宅ワークは快適にできますか?
- A. 物件全体の回線引き込み方式によっては、夜間に速度が激落ちして後悔するリスクがあります。 札幌は家賃が安い割に「ネット無料」の標準装備率が非常に高いですが、1本の光回線をマンション全戸でシェアするケースが多く、19時〜23時のピークタイムに動画視聴やWEB会議がブツブツ切れるトラブルが散見されます。IT系の完全リモートワーク移住を考えているなら、家賃の安さだけで選ばず、「個人で別途、専用の光回線(NURO光や大手キャリア光)を戸別引き込みできるか」を事前に管理会社に確認してください。
- Q3. 「家賃を据え置けばQOLが爆発する」とありますが、憧れの「ルーフバルコニー付き」や「専用庭付き」のマンションはおすすめですか?
- A. 夏の間は最高ですが、冬(12月〜3月)の使い道を覚悟した上で選んでください。 札幌の冬は、バルコニーや庭に1メートル以上の雪が確実に積もります。そのため、冬の間は完全に「ただの雪捨て場」となり、バルコニーに出るサッシの隙間から冷気が入ってくるだけのデメリットになることも。アウトドア空間を楽しみたい場合は、共用部としてプロが除雪・管理してくれる「テラス」がある物件か、夏の3〜4ヶ月間のためだけに家賃を上乗せする価値があるかを天秤にかけて選ぶのが鉄則です。
- Q4. 東京だと「駅から徒歩12分」は許容範囲ですが、札幌で家賃を極限まで下げるために「地下鉄駅から徒歩12分(バス便)」の物件を選ぶのはアリですか?
- A. 冬に車を持たない予定であれば、絶対に「徒歩5分〜7分以内」で家賃が収まるエリア(駅)まで妥協するべきです。 東京の「徒歩12分」は乾いたアスファルトを歩く12分ですが、札幌の冬の「徒歩12分」は、吹雪の中で膝まで積もった雪をかき分け、ツルツル路面を滑らないように緊張して歩くため、体感で20分〜30分以上かかります。本編にある「地下鉄駅チカ」という防衛線を崩してまで家賃の安さを求めると、冬の通勤・通学が地獄に変わって激しく後悔することになります。
- Q5. 2026年現在、東京からの移住者が「札幌の家賃ポテンシャル」を最もコスパ良く限界突破させるための『狙い目の築年数』は?
- A. 狙い目は「築15年〜20年前後のRC構造」の物件です。 札幌は新築・築浅の家賃が高騰傾向にありますが、築15年を過ぎると、内装や水回りが綺麗にリフォーム・リノベーションされているにもかかわらず、家賃がガクッと下がります。構造自体は頑丈なRC(鉄筋コンクリート)なので、冬の断熱性は新築とほぼ変わりません。「見た目は新生活らしく綺麗、でも家賃は東京の半額以下」という最強の物件を狙うなら、この築年数帯が最も賢い選択肢になります。
まとめ|家賃のポテンシャルを活かして、理想の札幌ライフへ
東京の家賃水準から見れば、札幌の不動産市場はまさに「チート状態」です。 家賃を据え置いて広さと立地(QOL)を限界まで高めるか、家賃を半分にして毎月の貯蓄(可処分所得)を爆発させるか、どちらを選んでも東京時代より格段にゆとりある暮らしが手に入ります。
冬のインフラ(都市ガス・地下鉄駅チカ)という防衛線をしっかりと守りながら、あなたにぴったりの最高の新居を見つけ出してください!
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