セミリタイア後はお金の不安抱えたくありませんよね。
「セミリタイアした後、年金や社会保険料の支払いはどうなるの?」
そんな疑問がありませんか。
どのくらい支払う必要があるのか、セミリタイアを目指す私が調べてみました。
結論としては、配当収入月額20万円とした場合、月額3万5,000円の支払いが必要となります。
内訳は、国民年金月額1万6,000円、社会保険料月額1万9,000円です。
それでは詳細について解説していきます。
目次
年金について
国民年金への切り替え手続き
そもそもサラリーマンは「厚生年金と国民年金」に加入しています。
このため、セミリタイア後は「国民年金のみ」への切り替えが必要となります。
この手続きは会社を退職してから14日以内に行う必要があり、手続きには、以下の書類が必要です。
住民登録している市役所の国民年金担当窓口で行えます。手続きには以下の準備が必要になるので注意しましょう。
- 年金手帳
- 身分証明書
- 印鑑
- 退職日が確認できる書類
厚生年金と国民年金の支払いの違い
①「第1号被保険者」=「国民年金」=「月額1万6,540円一律」(2021年時点)
②「第2号被保険者」=「厚生年金」=「標準報酬月額× 9.15%」
③「第3号被保険者」=「年収130万円未満の扶養家族」=「保険料はなし」
つまり、セミリタイア後は、「国民年金」として、年間で約20万円支払うことなります。
厚生年金と国民年金はいくらもらえる?
実際にいくらもらるのかは気になりますよね。金額は以下のとおりです。
①「国民年金」=「月額5万6,000円」
②「厚生年金と国民年金」=「月額14万5,000円」
年金の受給開始年齢については、国民年金、厚生年金どちらも65歳からです。
年金の受給を遅らせる、繰下げ受給という制度があり、最大70歳になるまで受け取りを延長することができます。
繰り下げ期間が長くなればなるほど、年金の受け取り総額が増加します。
1ヶ月あたり0.7%増額し、1年(12ヶ月)で8.4%、最大42%の増額が可能です。
社会保険について
社会保険の支払い
配当所得が20万円を例として考え、「配当所得」=「報酬月額」として算出します。
この場合、健康保険料は「月額19.470円」、「年間23万円」支払うこととなります。
配当所得に応じて、支払う健康保険料は異なります。詳細は以下の図に記載されています。
※出典:全国健康保険協会「都道府県毎の保険料額表」より
まとめ
いかがだったでしょうか。
セミリタイア後も年金と社会保険料で「月額3万5,000円」も支払いがあると判りました。
この点も考慮して、セミリタイアに向けた、配当収入を築いていきましょう。
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