マイホームか、賃貸かこれは答えのない論争です。
賃貸派の私の目線で、マイホームを買ったほうが得するケースや、マイホームのデメリットについてまとめています。
目次
マイホームを買ったほうが得するケース
物件価値が上昇する場合
駅周辺の再開発、新駅ができるなどで、物件の資産価値が向上するケースがあります。
しかし、このような物件は、私たちのところに売りに出てる前に、閉じた世界で買われてしまうか、抽選での購入になり、買うことが難しいです。
日々情報収集を怠らないだけでなく、タイミングや運も必要で、資産価値が向上するマンションや家を買うのは難しいです。
駅近の中古物件
簿記の観点では、建物の価値は毎年下がっていきますが、土地は減価償却しないため、価値が変わりません。
駅近の物件であれば、土地の価格が下がることがないため、売却時の価格もそれなりに期待できます。
永住を決めた場合
永住を心に決め、マイホームを買う場合は、売却価格を気にする必要がないので、買うのもアリでしょう。
マイホームのデメリット
新築は買った瞬間価値が下がる
新築は契約書にサインした瞬間に価値が2-3割減少します。価値とは、売却できる値段のことです。
「新品」というプレミアムが価格に上乗せされている状態です。
日本人は新品が大好きですので、売却価格を意識して、価値に見合った価格かどうか改めて考えてみましょう。
ローン(借金)のリスク
今と同じように、何十年も、支払いを続けられるでしょうか。
昨今は大手企業においても、給料削減の流れが出てきています。
- ANAのボーナス全カット、給料削減
- みずほ銀行の週休3,4日制導入による実質的な給料削減
- ファミマの早期退職優遇
賃貸の場合、最悪収入が減少しても、引っ越すことで解決できます。
その他
マイホームには、以下のようなリスクがあります
- 旦那が転勤になった
- 隣人がハズレで結局引っ越すことになった
- 水害、災害
- マンション管理組合のトラブル
- 固定資産税、修繕積立費など予定外に費用がかかる
- 若い時と将来で家に求める価値観が変わる
まとめ
物件の目利きに自信がある、物件選びに時間をかけられるなら、マイホームもありです。
しかし、リスクを避けるなら賃貸がよいでしょう。
私は以下の理由から賃貸で暮らしています。将来もマイホームを買う予定はありません。
- マイホームの初期費を払うなら投資にまわしたい
- 家族の成長や、ライフスタイルの変化に合わせて、住み替えたい
- 現状、好立地の物件を周辺賃貸より、安価に借りられている
- セミリタイア後は、東京から札幌に移住したい