2020年8月15日現在、日経平均は23,000を突破しています。
数ヶ月前は、コロナによる悲壮感から、17,000を割り込んだこともあり、23,000は割高に感じてしまいます。
しかしながら、株価は上昇と下落を繰り返すものであり、将来的には必ず下落のタイミングがやってきます。
下落時には、迷いなくチャンスを掴めるように、予め買う銘柄を決めておくことが重要です。
ここでは、下落時に買い集めたい、財務が優良な高配当株を投資歴十年の私が紹介しています。
目次
下落相場で買い集めたい高配当株
通信業
携帯キャリアなど通信事業は、NTT、KDDI、ソフトバンクの3社で独占状態です。
競合が少なく、市場を独占していることは、安定した利益確保の一助となっています。
また5Gのインフラ整備も進められており、これからも需要が伸びていくことは間違いありません。
銘柄 | 必要資金 | 配当金 | 利回り | 特徴 |
日本電信電話 | 264,400 | 11,000 | 3.78% | 国内通信事業最大手 |
NTTドコモ | 312,400 | 12,500 | 4.00% | 携帯で国内首位 |
KDDI | 332,400 | 12,000 | 3.61% | 優待でカタログギフト |
沖縄セルラー電話 | 421,500 | 15,400 | 3.65% | 優待でカタログギフト |
商社株
商社株は景気に左右されやすいと言われています。
株価も景気にあわせて、一定のレンジを上下しています。
暴落時には下落幅が大きく、買い増しをしたい業種の一つです。
また、商社は年収が高く、優秀な学生からも人気の高いです。
就職戦争を勝ち抜いた優秀な商社マンが、必死に稼いだ利益を配当としてもらえるのは、魅力的ではないでしょうか。
銘柄 | 必要資金 | 配当金 | 利回り | 特徴 |
伊藤忠商事 | 257,300 | 8,800 | 3.42% | 非資源事業が主力 |
三菱商事 | 231,400 | 13,400 | 5.79% | エネルギー関連に強み |
三井物産 | 177,200 | 8,000 | 4.51% | 原油の生産権益量 インフラに強み |
蔵王産業 | 141,400 | 未定 | 未定 | 業務用洗浄機器商社 |
銀行業
銀行株は常に割安と言われており、人気は低いです。
現在、低金利な環境も相まって、利益も縮小の方向にあります。
しかしながら、不人気である代わりに、利回りは高いです。
そのため、高配当を担うポートフォリオの一部には入れておきます。
銘柄 | 必要資金 | 配当金 | 利回り | 特徴 |
三菱UFJ フィナンシャルG | 43,550 | 2500 | 5.74% | 国内首位。海外事業拡大 |
三井住友 フィナンシャルG | 308,500 | 19000 | 6.16% | 国内二位。累進配当採用 |
機械系
海外市場が主力の機械系の銘柄は、軒並み利益減少に伴い、減配を余儀なくされています。
しかし、コロナの影響が落ち着いて、元の業績に回復した場合、配当も元の水準となるでしょう。
業績が悪化しているうちに、買い進めるほうが将来的なパフォーマンスは良くなると考えています。
銘柄 | 必要資金 | 配当金 | 利回り | 特徴 |
小松製作所 | 225,400 | 3600 | 1.60% | 2020年減配(94→36円) |
アマダ | 81,600 | 3000 | 3.48% | 2020年減配(30→48円) |
CDS | 118,600 | 5500 | 4.64% | 2020年増配(50→55円) |
その他
高配当株投資を行う個人投資家に人気の株を記載しています。
こちらも、株価下落時には買い集めていきたい考えです。
銘柄 | 必要資金 | 配当金 | 利回り | 特徴 |
日本たばこ産業 | 202,700 | 15,400 | 7.6% | たばこ事業独占 海外比率増加傾向 |
オリックス | 131,300 | 7,600 | 5.8% | 国内首位総合リース 優待でカタログギフト |
三菱UFJリース | 50,900 | 2,500 | 4.9% | 情報機器リース強み |
ブリヂストン | 330,500 | 16,000 | 4.84% | タイヤで世界最大手 |
まとめ
今回は高配当が期待できる株を紹介しました。
今後の下落時に迷いなく、買い進められるよう、準備を進めてみてはどうでしょうか。
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