【2020年の資産】うつ病からセミリタイアを目指すまで

2020年の年末に、現在の資産と、この1年を振り返りました。

主にうつ病になってから、セミリタイアを目指すまでの仮定をまとめています。

今の仕事に悩んでいる方、うつ病で苦しんでいる方、セミリタイアを目指している方の参考になれば、うれしいです

目次

資産報告【2020年12月】

2020年12月の資産は、過去最高24,705,231円(前月比+4,861,214)で、資産内訳は以下のとおりです。

ついに総資産が2000万円を超えました!!

さらに総資産2500万円も見えてきました!!

市場の上昇トレンドに合わせて、買い進められたこと、一部持ち株の評価額が急上昇したこと、ボーナスを全額投資したことが要因です。

しかし、

  • 日本株の比率が50%
  • リスク資産が全体の72%

と暴落相場を迎えたら、ダメージが計り知れないポートフォリオになってしまいました。

このため、暴落時のリスクヘッジとして、ベアETF(下落すると評価額が上がる商品)を組み入れています。

また、今後の対応方針としては2案あります。

  • 案1:一部利益を確定することで、キャッシュポジションを増やす
  • 案2:利益は確定せずに、労働収入・副業収入でキャッシュポジションを増やす

結論としては、案2の方針で投資を継続していきます。理由としては以下です。

  • 保有する日本株は、配当金を目的とした高配当株が主であり、一時的な利益確定は投資方針と反する。
  • これから株価は上がり続けるか、暴落するかわからない。

あくまで、安定した配当金を得ることで、経済的自由を手に入れることがゴールです。

そのため、資産は売らずに、労働収入・副業収入でキャッシュポジションを増やし、コツコツと資産を増やしていくのよいが、私には合っていると考えます。

12月の収入報告

12月は配当金が集中する月なのでうれしいですね。

ボーナスも休職期間を除き、しっかりといただきました。

また、ブログの副収入が先月の3円→109円と大幅上昇し、3桁到達しました!

ブログを見てくださっているみなさま、いつもありがとうございます!

  • 労働収入:724,164(税引き後) ボーナス込
  • 配当収入:48,400円(税引き後)
  • 副業収入:109円

うつ病からセミリタイアを目指すまで

今年一年の出来事を振り返ってみます。

総括すると休職をきっかけに、人生と向き合い直し、セミリタイアに向けた行動を始め、

自分にとって大きく前進できた一年になったと感じています。

1月 働きすぎて心身ともに限界を迎える

心身ともに限界を感じて、心療内科を受診。数回診察いただき、うつ病と診断されました。

診断書を上司に提出するのは、とても勇気がいりましたが、今では休職して心から良かったと感じています。

【うつ病】ドクターストップ。悪化するまでの症状を解説

また、このときは地獄のIT業界から抜け出したいと考え、簿記を勉強し始めていました。

2月:うつ病で休職開始

診断書を出したあとは、速やかに休職に入ることができました。

はじめはほとんど何もやる気が起きず、ゆっくりと過ごし、気力があるときは掃除や洗濯など簡単な家事をしたり、簿記の勉強をしていました。

勉強時間が確保できたこともあり、簿記2級・3級の試験を受け、無事合格できました。

【独学】2ヶ月で簿記2級・3級に同時に合格した、最短の勉強方法

3月:セミリタイアを決意

休職して時間ができたことで、自分にとって何が大切か、今後の人生をどう過ごしたいか考える時間ができました。

主な価値観は、以下の3つに集約され、セミリタイアをすることで実現できると判ったことで、セミリタイアを決意しました。

  • 家族とゆっくり・楽しく過ごす時間がほしい
  • 理不尽だらけの仕事を一生続けたくはない
  • 贅沢はしなくていい

4月:セミリタイアを計画

この頃、セミリタイアを実現するための計画を立て始め、約6000万円を6-7%で運用することで、

現在の生活費<配当金 となり、セミリタイアが実現できる、数値目標が定められました。

具体的な行動

  • インデックス投資のみから、高配当株投資を併用する方針で転換。
  • 株について本格的に勉強をはじめる。主にYoutubeや本、経済ニュ-スのチェック等。
  • 四季報全読にチャレンジ。

5月:セミリタイアに向けた行動の継続

4月に考えた行動を実直に実施していた時期です。

うつ病の症状も改善しつつあり、運動も取り入れて心身ともに体調を整えていきました。

6月:復職準備開始

会社側から復職の準備をすすめるよう指示がされて、書類の準備などをはじめました。

主治医の先生からは、もう少し休んでもよいのではと提案を頂きましたが、当時は長く休むことにも不安があり、復職の方向で進めてしまいました。

今考えると、焦って復職することもなく、ゆっくりとしていればよかったなと感じます。。。

7月:復職&本ブログ開始

復職後、会社が一変していて驚きました。

なんとコロナの影響で8割テレワークに移行していたのです。

はじめは、業務がまわるか心配でしたが、徐々に慣れいきました。

特にテレワークは、通勤時間0という点で心身への負担が少なく、復職しやすかったと思います。

元の出社生活にはもう戻れませんね。

また、労働収入と配当金以外にも副業で収入を得ることでセミリタイアまでの、期間を加速させたいと考え、

夏季休暇を利用して、ブログを開設しました。合わせて眠っていたTwitterアカウントも利用開始。

7月に16記事を公開しましたが、全くアクセスはありませんでした。謎の自信がありGoogleアドセンス申請を実施していました。

8月:Googleアドセンス不合格→合格

1度目のGoogleアドセンス申請は不合格となりました。

不合格理由を調べて、対策を行った結果、2度目は問題なく審査に通ることができました!

対策した内容は以下の記事で紹介しています。

【2020年】Googleアドセンス合格までに対策したこと

9月:初のブログ収入

60円ですが、会社以外ではじめてお金を稼げ、嬉しかったのを覚えています。

この頃、ドコモのTOBがありましたが、KDDI株のみしか保有しておらず、悔しい思いをしましたね。

10月:ブログのデザインを修正

Twitterで「色合いに統一感をもたせたら、もっと良くなりますよ!」と、貴重なコメントを頂き、大幅な見直しを実施しました。

昔のサイトはこんな色合いでした。アイキャッチの文字色や内部リンクを全部修正したのは、いい思い出です。

11月:翌年の配当金予想が50万円に到達

割高インデックス投信を解約して、少しずつ高配当の日本株を買い集めており、11月に、翌年の配当予想が50万円を突破しました。

日経平均は、23,000円から26,000円台まで急上昇するという、まったく予想できない値動きをしていました。

含み益が増え続けますが、買い進めづらい相場でしたね。

12月:資産2400万円に到達、ブログ80記事到達

11~12月にかけての市場の上昇トレンドも相まって、資産評価額が、過去最高の2400万円に到達しました。

ブログは本記事で80記事目に到達しました!

ようやく100記事が見えてきました!

2021年の目標

総資産3000万円、年間配当金120万円が目標です。

ただ、①本業での単金アップには限界があるので、②・③を中心に目標金額と現在の収入ギャップを埋めていきます。

  1. 本業での単金アップ
  2. 副業での収入加速
  3. 株でのキャピタルゲイン

副業での収入加速

記事の「質×数」 の観点で、現状の分析と来年以降の目標を考えます。

記事の質は、Google検索上位の記事と比較すると、1記事あたりの情報量が少ないように感じます。

新規の記事を書くだけでなく、過去記事のリライトすることで質の向上を図ります。

記事の数は、週末更新を中心に80記事となりましたが、ブログで収入を得ている方々を拝見していると、100記事到達して、ようやくスタートラインといった印象です。

1年で52週あるので、毎週1記事更新で52記事、土日両方更新で104記事書ける計算になりますね。

上記から、来年1年間で100記事の更新・リライトを目標数値としました。

株でのキャピタルゲイン

株でのキャピタルゲインを狙う方法としては、成長株への投資、割安株への投資の2つがあります。

私は、割安株への投資でキャピタルゲインを得ることのほうが多かったです。

具体的には以下の記事で紹介している、営業利益と資産から株の価値を割り出す方法を活用しています。

【割安株の探し方】株価の評価方法

一方で、成長株への投資では、同様の方法は通用しません。なぜなら、将来の期待から、現在の価値<株価となっており、現在の数値からでは判断ができないためです。

将来の市場拡大や企業の成長予想、国策に沿っているかなど多角的に判断が必要となります。

今年はこれらを用いた成長株への投資が、行えなかったことが反省点です。

来年は成長株へ投資するための調査にもチカラを入れていきます。

【成長株の探し方】無料で使えるSBI証券のスクリーニングがおすすめ

中長期の目標

中長期では以下の資産推移を目指しています。

正直かなり背伸びをした目標設定ですが、目標は高く持ち、宣言することで実現できると確信しています。

  • 2021年(33歳):3000万円
  • 2022年(34歳):4000万円
  • 2023年(35歳):5000万円
  • 2024年(36歳):6000万円 ※生活費<配当金 となる水準

まとめ

これまで会社で働くだけの人生で、これが一生続くのかと考えると、閉塞感があり、夢も希望もありませんでした。

しかし、今年はセミリタイアという明確な目標設定ができたことで、未来への道がパッと開けたように感じています。

私の人生のターニングポイントとなった一年だったと、将来振り返ることになるでしょう。

来年も目標に向かって突き進んでいきます。