高配当株での配当金だけでは、セミリタイアに時間がかかるため、成長株でのキャピタルゲインを得たいと考えています。
定期的にスクリーニングを行うことで、埋もれている隠れ成長株を探せるか試行しています。
目次
スクリーニング銘柄【2020年9月】
スクリーニング条件
成長が期待できる株を以下の条件でスクリーニングしました。
実施方法は以下の記事でも紹介しています。
項目名 | 数値 |
売上高変化率 (前年同四半期比) | 20%以上 |
平均営業利益率 (過去5年) | 10%以上 |
平均売上成長率 (過去3年) | 10%以上 |
自己資本比率 | 40%以上 |
スクリーニング結果
全16銘柄が抽出されました。いずれも注目度の高く、PER/PSRが既に割高です。
この中で、PER15倍で、比較的に割安な「6323 ローツェ」について、調べてみます。
ローツェは買いかどうか
ローツェは、半導体や液晶工場に導入される「ウエハ」、ガラス基板の搬送装置を製造を行っています。
半導体関連装置の売上が78%であり、海外の売上比率が87%を占めるグローバル企業です。
1985年設立で、本社は広島県にあり、社員の平均年収は940万円と高水準にあります。
社員を大切にしているかどうかは、社員の年収でわかるため、いつも確認しています。
ファンダメンタル面
- 前年比売上増加率:18%
- 営業利益率:20.9%
- EPS:254 → 316 → 366 (2019年→2020年→2021年予想)
- 想定株価(現在):4,865円
- 想定株価(来年):5,180円
適正株価の算出方法は以下の時期を元に算出しています。
2020年9月21日現在の株価は、「4,985円」です。
来年度計画通りの水準でも「5,180円」で差額200円の利幅は少ないです。
テクニカル面
- 高値下落率:-20%
- 25日移動平均線乖離率:0.9%
- 14日RSI:50%
買われすぎでもおらず、売られすぎでもない、中立の状況です。
- MACD(日足):ゴールデンクロスしています
- MACD(週足):デッドクロスからまだ上向いていません。
結論
ファンダメンタルが優秀な優良企業で、買い候補にいれたいと思います。
現状、テクニカル面は上がるか、下がるか、中立の状況です。
したがって、いまは買い時ではなく、想定株価との差が大きくなるのを待つ状況と判断しました。