HUNDRED LINE -最終防衛学園-の感想・レビュー(ネタバレあり)

目次

HUNDRED LINE -最終防衛学園-の感想・レビュー

ネタバレあり感想

1週目の感想

・人が死なないダンガンロンパでシミュレーションRPGをやってる感じ

・人が死なないので緊張感はあんまりない

ここからネタバレあります。

1週目で残された謎など

・裏切者が明らかになったし手口も明らかになったのですっきりしたと思いきや、人類移民化計画の行き先に出発したメンバーから無線で「過去に戻ってる場合じゃない、やばいことになっている」と人類移民化計画自体の結論が覆させられそうな謎が残されました。

デスゲーム編の感想(2週目)

・2週目からはフローチャート式のノベルゲー式に変化。ここはダンガンロンパの作者の小高さんというよりは、極限脱出の作者の打越さんが好きな感じの展開に感じました。

・私は2週目の序盤の選択肢で裏切者を殺したせいか、凄惨な感じのルートに分岐していきました。さっそく丸子が殺されて、ようやくこのゲームの本番が始まったなという感じです。名前はデスゲーム編になってましたね。このルートでは川奈と仲良くなれ、心の支えになってくれました。

デスゲーム編で残された謎(2週目)

・主催者2代目の中身はどこからきたのか。

・蜂の製造方法。神に祈って条件付きで作られたと言ってましたが、具体的な方法は不明。

・侵攻生の製造方法が戦えなくなった人間であることが明らかになりましたが、なぜ戦っているかの理由や背景はまだわからず

恋しちゃったんだ編の感想(3週目)

・恋愛ゲームみたいな感じになるルートで、くらら、狂死香、つばさの順で攻略できます。

・告白を受け入れた後すぐエンディングになってしまったので、もう少しキャラの掘り下げがあったらよかったですね

恋しちゃったんだ編で残された謎(3週目)

・新たな謎は特にありませんでした。

サイワイの箱編の感想(4週目)

・このルートで主人公たちが戦っている場所が地球ではなく、異星であることがわかりました。地球で何かがあり、地球に住めなくなり、地球人は人工星体に移住。人工星体で地球に似た人が住める惑星である異星(主人公たちが戦っている場所)に住むために戦争を仕掛けます。その結果、消えない炎や廃墟などが生まれたようです。

・箱を探すのに探索をけっこうするのでテンポが若干悪いような気がしました。

サイワイの箱編で残された謎(4週目)

・神座病院で実験されている主人公達と、東京団地で暮らしていた主人公達との関係性もしくは時間軸が謎のままです。

ワザワイの箱編・血みどろ編・SF編の感想(5,6,7週目)

・ワザワイの箱→血みどろを進めるとSF編がアンロックされてストーリーが見れるようになりました。

・SF編ではほかのルートにパラレリープして全員が生き残れるよう雫原と行動します。もう雫原がメインヒロイン兼相棒ポジションになるのでかなり好きになりました。また、他のシナリオで残された謎がほとんど解決していきます。これとは別に真相解明編もあるのですが、個人的にはSF編の方が伏線回収がきれいだったと感じました。そして全員が生き残るのでこっちがトゥルーエンドって感じがします。

真相解明編の感想(8週目)

・真相解明編という壮大な名前がありますが、このルートはシナリオロックがないので、2週目くらいにプレイする内容かなと感じました。SF編クリア後だと少々真相に物足りなさを感じました。そして霧藤以外全滅するので好みが分かれそうです。個人的にはあんまり好きじゃなかったです。

さいごに

真相解明編→各種シナリオ→SF編の順にプレイするときれいにまとまった感じに読了感良く追われると思います。真相解明編は小高氏、SF編関連は打越氏がシナリオを書いているので、それぞれのルートで個性出てるなと感じました。

打越氏は「AI: ソムニウム ファイル」のシナリオライターでもあるのですが、こちらもなんやかんや最後は大団円でまとめてくれて読了感はよいです。改めてこの人のシナリオが好きなんだなと実感しました。